1948-08-31 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第53号
○武藤委員長 今のお話は土建業者の梅村組の梅村忠一郎、山領組の山領濱夫、佐世保商工会議所会頭藤井友市、ほか土建業者数十名が相談の上金を集めて、約三十万円を献金したという、その金のことですね。
○武藤委員長 今のお話は土建業者の梅村組の梅村忠一郎、山領組の山領濱夫、佐世保商工会議所会頭藤井友市、ほか土建業者数十名が相談の上金を集めて、約三十万円を献金したという、その金のことですね。
土建業者が選挙のために集めた金は、梅村組の梅村忠一郎が七万円、小野組の小野徳一が五万円、山領組の山領浜夫が三万円、金子組の金子正が二万円、三浦組の萩原馨が二万円、水口組の水口正行が二万円、管工事の飯塚邦三が二万円、太平土建の西田茂平が二万円、長岡組の長岡梅右衞門が二万円、松尾組の福山久太郎が一万円、金納組の金納清松が一万円、岩崎清七が五千円、佐世保復興建設協会から出しているのが五千円であります。
○明禮委員 山領組は。
○明禮委員 そこでもう一つお伺いいたしますが、佐世保には土建業者が相当おりまして、この土建業者間のいろいろな問題に絡んでやはり隱退藏物資の問題が起つておりますが、佐世保地区における梅村組の梅村忠一郎、山領組の山領浜夫、小野組の小野徳一、門屋組の門屋盛一、金納組の金納清松というような方は御承知ありますか。
それは山領組に責任を問うべきであるけれども、とても今になつてはしようがない。天候不良であつて、海上で作業したため、曳航してどこかの岸壁にもつてくることができなかつた。それがためにとうとう解徹したものが海中に没してしまつた。しかしその責任はこちらで負わなければならぬ。こういう話は、確かに覚えております。
○鍛冶委員 今一つ伺いたいのは、先ほど山領組が天候のぐあいか何かで解体のスクラツプを海中に投じた。こういうお話でありますが、これを解体したということになれば、山領組はあなたの方のS・S・Kの下請でありますから、その責任は全部S・S・Kにあるものとわれわれは考える。そうすればS・S・Kとして監督官廳に対して、その結果の報告をしなければならぬと思うのであります。